勘定方 誉の算盤 慶応四年 伝世品 起倒流柔術指南 め M1225C

【 勘定方 誉の算盤 】　慶応四年　伝世品　 起倒流柔術指南極め ・ 慶応四年は一月に戊辰戦争、 　　　　　九月八日に明治改元となった江戸幕府最終年 ・ 算盤は室町時代に中国から伝来以降、 　　珠数が「梁上に２つ梁下に５つ」であり 「梁上に１つ梁下に４つ」は昭和１０年の文部省令以降となるが、 　　本品伝世に相違なければ幕末勘定方では速算向きに、 　　不用な珠を取り除いた「上１つ、下４つ」が使用された証左となる 概寸 ： ３０．３×６．１ｃｍ（幅一尺） 重量 ： １１２ｇ、付属品込み１８５ｇ 裏書 ： 「勘定方」朱書き 極め ： 「慶応四年夏勘定方が襲れ此の難を救った誉のソロバンである」 「起倒流柔術指南 山口九左衛門義永」 産地 ： 日本 時代 ： 慶応４年（１８６８） 状態 ： 時代入るも良好 付属品 ： 極め書札 ◎ 起倒流柔術 ・・・ 江戸初期に開かれた柔術で講道館柔道の基盤と　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なった流派。 ◎ 山口九左衛門義永 ・・・ 未詳